REFORM:リフォーム
二部屋の間仕切りを取り払い、オープンスペースのLDKにリフォームしました。「自然素材にこだわりながら、とにかく暖かい住まいを」というご夫婦の希望をかなえるため、壁には木質繊維断熱材・ウッドファイバーを使用。窓も従来の窓の内側に新たに樹脂サッシのペアガラスを設けました。冬場の暖房は、なんと薪ストーブ1台だけでOKという「断熱の家」。住宅省エネポイント対象のエコリフォームです。
築40~50年のリビングには収納スペースがほとんどなく、生活用品などがあふれかえっていました。
リビングには、ご主人こだわりのノルウェー・ヨツール社の薪ストーブ。ストーブ周りにはテラコッタ風のタイルを施し、北欧風の雰囲気に仕上がっています。また、収納スペースを大きく取っているのも特徴です。従来は片付けようにも片付けるスペースがなく、モノがあふれていましたが、これからはスッキリ。ご家族のライフスタイルそのものが、リフォームによって大きく変化しそうです。
リビングの一角に子どもたちの勉強スペースを設置。ワンフロアなので、向こうのキッチンからも子どもたちの様子をうかがうことができます。
屋根瓦をはずして、新たに取り付けた薪ストーブ用の煙突。雨や雪が多い富山の天候にもしっかり対応する高品質です。
リフォーム前のI型キッチン。収納スペースが少なく、ダイニングテーブルに背を向けて料理をしていました。また、キッチン左手の物干しスペースからの冷気も気になりました。
料理をしながら家族の様子がわかるようL字型キッチンを配置。ワンフロアならではの開放感とともに、家族団らんの時間を一層育むことができます。物干しスペース入口には新たに壁を作って冷気をさえぎり、さらに廊下の暗さを緩和するための天窓を備え付けました。
土間だった物干しスペースをウッドデッキ風のテラスに大変身。
奥様がショールームで空気清浄力を備えた壁・エコカラットを見つけて、リフォームを追加しました。ニオイはもちろん、湿気対策にも効果があります。
外壁を塗り直し、玄関ドアはシックなグリーンに仕上げてアクセントになっています。オシャレな照明に取り換え、新しいマイホームの顔ができあがり。